「弁護士費用は持ち出しゼロ?」弁護士費用保険のスマートな使い方と、意外と知らない「直接請求」の仕組み
弁護士への相談、お金の不安で足が止まっていませんか?
「トラブルを解決したいけれど、弁護士費用が高そう…」
「保険には入っているけれど、一度自分で大金を払ってから、後で返ってくる仕組みなの?」
そんな不安をお持ちの方も多いはずです。
しかし実は、「弁護士費用特約(弁護士費用保険)」を利用すれば、多くの場合、ご依頼者様が窓口で高額な費用を支払う必要はありません。
今回は、意外と知られていない「弁護士が保険会社へ直接請求する仕組み」について、分かりやすく解説します。
1.「直接請求」だから、ご依頼者様はお金を立て替えなくてOK
弁護士費用保険の大きなメリットは、「ダイレクト・ペイメント(直接支払い)」という仕組みにあります。
通常、弁護士に依頼すると着手金などの費用が発生しますが、保険を利用する場合、弁護士が保険会社に対して直接、費用の請求手続きを行います。
ご依頼者様の負担
原則として、弁護士費用を直接お支払いいただく必要はありません。
事務手続き
面倒な保険金請求書類のやり取りも、基本的に弁護士と保険会社の間で行われます。
つまり、ご依頼者様は弁護士費用の心配をすることなく、事件の解決に集中できるのです。
2.保険利用の具体的な流れ(イメージ)
実際にトラブルが起きてから解決するまでの流れを、簡単に見てみましょう。
ステップ1:弁護士に相談
弁護士と面談します。弁護士費用保険があれば、この際の法律相談料も保険でカバーされます。
ステップ2:弁護士が保険会社へ連絡
弁護士が保険会社に対し、「弁護士費用保険の基準で対応する」旨を連絡します。保険会社から保険利用を了承される場合がほとんどです。
ステップ3:委任契約・着手
ご依頼が決まったら、弁護士が保険会社へ正式に受任の報告を行います。
ステップ4:費用のお支払い(ここがポイント)
弁護士が保険会社に着手金を請求し、保険会社から弁護士へ直接支払われます。
ステップ5:弁護士による案件対応
その後は弁護士が案件対応を進めます。賠償金を受け取れた場合の報酬金についても、同様に保険会社から弁護士へ直接支払われます。
3.「直接請求」のここが嬉しい 3つのポイント
まとまった現金が不要
数十万円単位になることもある着手金を、事前に準備する必要がありません。貯金を切り崩す心配もなく、安心して依頼できます。
手続きがとにかくスムーズ
弁護士費用保険の請求手続きは、基本的に弁護士側で対応します。ご依頼者様にしていただくのは、「弁護士費用保険を利用したい」という連絡程度で済むケースがほとんどです。
相手に対する請求自体が有利になる
弁護士費用保険があるということは、「弁護士費用倒れ」を恐れずに訴訟提起ができるということです。そのため、相手方に対する心理的なプレッシャーにもなります。
また、お怪我の程度や事故状況に争いがある場合、医学鑑定や科学鑑定が必要になることがあります。弁護士費用保険がなければ、これらの鑑定費用は自己負担となるリスクがありますが、保険があれば実費として保険金で対応されるのが通常です。
保険は「使ってこそ」価値があります
弁護士費用保険は、ご依頼者様が泣き寝入りしないための強い味方です。そして「直接請求」という仕組みは、そのハードルを大きく下げてくれます。
「自分のケースで保険が使えるのか知りたい」
「費用の流れをもう少し詳しく聞きたい」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。保険会社との調整も含め、スムーズにサポートいたします。
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